今話題、海苔(のり)の健康パワー
海苔の原料である藻類は、30億年も前から地球に存在し繁殖し続けて、幾多の絶滅危機の時代を生き抜いてきた生命力の強い生物です。地球上で水があれば生息し得るので、極寒の地や火山性の台地など食用植物が獲れない地域では、食物としての役割を担ってきました。但し、海苔を分解できる腸内細菌を持っているのは日本人のみ、とも言われています。
そこで本報では、この藻類から作られる海苔の健康効果についての情報を提供します。
まず海苔の種類ですが、加工方法の違いにより<生海苔・乾燥海苔・焼き海苔・味付け海苔・青海苔>に分かれます。現在の日本ではおにぎりや巻き寿司に使われている焼き海苔(板海苔)が主流です。
最後に確認ですが、板海苔の基本サイズは21cm×19cmで1枚の重さは3gですので、一日によく食べても10gに届くかどうかです。栄養素の量や割合を鵜呑みせず、海苔は納豆やシジミの味噌汁との相性も良いので、効率の良い飽きない食べ方を工夫しましょう。
(本文中の下線部の詳細については、インターネット等の情報で確認してください。)